【仕事研究】営業の仕事 - デジタルガレージ

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2017年09月20日

仕事研究営業

【仕事研究】営業の仕事 - デジタルガレージ:イメージ

広告業界で活躍するさまざまな職種の先輩から「仕事内容」を伺い、広告業界を探る【職種研究】シリーズ。今回お話を伺ったのは、常に時代を先取りしながらインターネットの成長と共に歩んできたデジタルマーケティング業界のリーディングカンパニー「デジタルガレージ」で活躍する営業、波呂隆行さんです。新卒で同社に入社し、今年で7年目になる波呂さんは、10名の部下を持つマネージャーであり、同社の新規事業にも多く参画しています。進化のスピードが早いデジタル業界で成功するためには、常に新しいことに目を向けて積極的に行動することが大切だと語る波呂さんに、デジタル業界で働く面白さとやりがいを伺いました。(2017年9月20日)

(マスナビ事務局)

株式会社デジタルガレージ  波呂隆行さん
  • 波呂隆行さん
  • 株式会社デジタルガレージ
  • 新卒入社時から7年、同社で営業を担当する。
    現在、10名の部下を持つマネージャー。

業界の最先端を追い続けることが成長のポイント

Q 波呂さんが就職活動をしていたときの話からお伺いしたいのですが、広告業界に興味を持たれたきっかけを教えてください。

A.学生時代は芸術工学を専攻し、デザインを勉強していました。学部柄か広告業界を志望する学生が多く、自然と興味を持ったことがきっかけですね。デザイナーを目指す学生も多くいましたが、コンテンツやメディアに関わる授業やゼミを通じて「物事を企画する」仕事に興味を持っていたので、広告会社の企画職を受けていましたね。


Q はじめから広告業界に絞っていたんですね。どんな企業を受けていたんですか?

A.総合広告会社から求人広告の会社まで本当に幅広く受けていましたよ。地方出身だったので、あまりたくさんの企業は受けられませんでしたが、それでも50社ほどだったと思います。僕が就活をしていたのは8年くらい前になりますが、その頃から「Web広告は伸びている」と言われていたので、Web専業の広告会社も選択肢に入れていました。


Q 50社も受けた中でデジタルガレージに入社しようと思った決め手はなんですか?

A.当社はそれまで中途採用しかしておらず、初めての新卒として入社したのが僕の代だったんです。「僕以外のまわりはみんな即戦力」という環境に身を置いて1年目からバリバリ仕事をすれば、自身の成長も早いのではないかと、入社を決めました。


Q 上昇志向が高い就活生だったんですね。その希望は実現しましたか?

A.実現しましたね。とにかく1年目から任せてもらえる仕事の幅が広かったです。僕が配属された部署は、営業部でした。営業と言ってもクライアントの要望をヒアリングして仕事を獲得するだけではありません。

仕事内容は多岐にわたります。クライアントの要望に対する解決策を考えて企画に落とし込んで、提案する。デザイナーや広告の運用担当に指示を出して企画を実行に移す。企画が終わってからは効果の分析をしてクライアントに報告する。それを踏まえてより良いプロモーションをするために更なる改善策を提案する。これらすべてが営業の仕事でした。加えて、僕の場合はデザインもかじっていたので、自分で簡単なクリエイティブをつくることもありました。今は分業化して各職種がそれぞれの得意領域でレベルを上げることに専念するという体制になっていますが、当時は人数が今の1/10ほどだったということもあり、自分がやりたいと思った仕事を、自分ひとりで完結させないといけないことが今よりも多かったですね。


Q たしかに、かなり仕事の幅が広いですね。

A. 1年目は仕事の流れについていくだけで精一杯でしたし、先輩からクライアントを引き継ぐというプレッシャーもありましたが、自分でそのような環境を望んで入社したので、食らいついていくための努力はしていましたね。


Q 印象に残っている仕事はありますか?

A.2年前から携わっているビックデータを活用した新規事業です。クライアントは転職支援のサービスをしている人材会社で、転職したいITエンジニアの方にもっと自社のサービスを知ってほしいという要望を抱えていました。そこで、ビッグデータを活用してITエンジニアに対してピンポイントに広告配信ができる仕組みを作りました。当時はビッグデータを活用した広告の成功事例が当社ではあまり多くなかったのですが、この事例ではいきなり大きな効果を出すことができました。たくさんのITエンジニアがクライアントのサービスに登録してくれたんですね。プロモーションの効果を測定するツールに、1件目の成果が反映された瞬間は今でも印象に残っています。


Q 新規事業の立ち上げでいきなり効果がでるってすごいですね。どうやって新規事業は生まれるのですか?

A.当社には「事業戦略室」という新規事業の立ち上げ専門部署があります。今、業界内で伸びているテクノロジーやキーワード、たとえば、先程のビッグデータもそうですけど、他にはO2O※やインバウンド※など様々なトピックに合わせて新しいマーケティングの事業を作っています。会社として新しい情報や、色々な業界の動向には常に目を向けており、ニュースでも取り上げられないような動きをいち早くキャッチアップして、先手を打って事業を立ち上げています。事業内容が確定したらプロジェクトメンバーを招集して、事業のコンセプトや販売計画を立て、プロジェクトが動き出します。

※O2O:Online to Offlineの略。インターネットと実店舗を連動させたプロモーションをおこなうこと
※インバウンド:訪日外国人旅行客向けの施策のこと


Q 新規事業は頻繁に生まれるのでしょうか?

A.そうですね。当社はまだまだ成長段階なので、会社を大きくしていくためにも、新しいことに積極的にチャレンジしていく必要があります。新しいことが好きな会社ですし、年次や役職関係なく、結果を残している人の意見を積極的に聞く社風でもあるので、新規事業が生まれやすい環境ではあると思います。僕自身、毎年携わる事業やミッションは変わっているので、飽きることなく日々の仕事に向き合えています。


Q なるほど。波呂さんご自身は今後どのように成長していきたいですか?

A.組織と事業を作れる人間になりたいですね。組織づくりの面では、今年から10人チームのマネージャーになりました。メンバーの1人ひとりが何に面白みを感じて、何がやりたいと思っているのかに気を配りながら、良いチームをつくっていこうとしています。チーム全員が、クライアントの「プロモーションパートナー」に留まらず、クライアントの事業を一緒に成長させる「事業戦略パートナー」となって、共に課題に向き合っていけるような組織にしていきたいと思っています。事業づくりの面だと、ゼロから自分で事業計画を作って、事業立ち上げをしてみたいと思っています。今までいくつかの新規事業に携わってきましたが、どれも誰かの企画に後から参画したものだったので、ゼロからの立ち上げを自分でやってみたいです。自分が立ち上げた事業を軌道に乗せて、会社の利益につながるインパクトを残せたら理想的ですね。


Q そうなるために心がけていることはありますか?

A.徹底的に先回りをすることです。商談に行くときは、「今日は絶対この話になる」という予想を立てて、必要な情報を調べ上げておき、事前に報告資料や提案資料の中に盛り込むようにしています。先回りしてクライアントが思っている以上のアウトプットを常に出し続けていくことが、パートナーとしての価値を高めていくポイントだと思いますし、自分の成長や結果に繋がる第一歩だとも思っています。


Q 今後「デジタル」はどのように進化していくと思いますか?

A.Web広告は長い間「待ち受けるもの」としての役割が主でした。「続きはWebで!」っていうCMがあると思いますが、生活者とはじめに接点を持つのはCMやマス広告で、具体的に商品の購入を検討している人、商品の情報を調べている人に接触するのがWeb広告の役割とされることが多かったです。ただ、時代の流れと共に人と情報との接点は顕著に変化してきています。特に、スマートフォンの普及によって常にインターネットにアクセスできる状態が当たり前になり、テレビよりもスマートフォンから多くの情報を得る人が増えています。最近テレビを見なくなったという人や、そもそもテレビが家に無いという人も増えていますよね。そういった変化の中で、企業も生活者との「最初の接点」を、普段から生活者が情報に接触することが多い場所、例えばWebサイトやスマホアプリやSNS等でも作っていくべき、と考えるように自然となってきています。今後は「最初の接点」として生活者を振り向かせるために、企画やクリエイティブに徹底的に力を入れたWeb広告も、今まで以上に増えていくと思います。今後デジタルやインターネットの分野は、あらゆる情報にアクセスする手段を超えて、便利な生活を実現するための手段として進化し続けると思います。誰も想像しないものが突然生まれて、1年後には当たり前になる。その変化に合わせて、広告やコミュニケーションもどんどん進化していくと思います。


Q どのような人材が広告やデジタル業界に向いていると思いますか?

A.ちゃんと自分で考えて、行動に移して、実現できる人だと思います。指示を待って、その通りに動くのではなく、自分の頭で考えて行動して、結果を出すことにこだわれる人が向いていると思いますし、成長も早いと思います。あとWeb広告は結果が全て数字で出てくることが大きな特徴です。常に数字を元に結果を分析する必要があるので、物事を論理的に考えられる人も向いているのかなと思います。もちろん論理的な思考は結果の分析だけでなく、広告の企画にも活きてきます。クライアントの商品と生活者の出会いを作るために、商品にどんな価値があるのか、それを必要とするのはどんな人なのか、を徹底的に分析して組み合わせることで、生活者に響くクリエイティブや企画が生まれます。物事の本質を理解して組み立てられる人、行動に移せる人は常に求められていると思います。


Q これから就活を始めるにあたり、心がけたほうが良いことはありますか?

A.入りたい企業があるなら徹底的に準備をした方が良いと思います。情報は世の中に溢れていて、誰かと繋がろうと思えばいくらでも繋がることができます。企業の情報や理念をネットで調べる。OB・OGに会いに行く。準備しようと思えばいくらでも準備できるからこそ、後悔しないよう徹底的にやってほしいです。一方で、あまりがんじがらめに自分の道を決めすぎると、道自体が狭くなるし道を外れたときに対応できなくなってしまいます。ある程度のゴールを決めて、そこまでの道のりは柔軟に考えて何でも試してみる姿勢でいられれば、人生の選択肢が広がっていくのかなと思います。


Q 最後に学生に向けてメッセージをお願いします。

A.デジタル広告はこれからどんどん成長する業界ですが、どんどん自動化が進む業界でもあります。「広告枠の買い付け」や「広告効果の分析」は、人ではなく機械がやることがこれから更に増えていくと思います。当社ではそんな自動化による淘汰の中で、人でしか実現できない価値を追求することに力を入れて取り組んでいます。デジタルの進化を最前線で体感しながら、自分の価値を最大化するために日々切磋琢磨できる環境はとても面白いと思います。そういうことに共感できる方とぜひ一緒に働いてみたいですね。


貴重なお話をありがとうございました!

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