【業界研究】広告会社の仕事とは?~オリコム~

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2018年08月20日

広告会社業界研究

【業界研究】広告会社の仕事とは?~オリコム~:イメージ

「広告会社」とは、どんな会社だと思いますか?「CMやポスターをつくっている」「企業の課題を解決している」「華やかそう」「忙しそう」など、さまざまなイメージがあるのではないでしょうか。実は、みなさんが想像している以上に広告会社の仕事は多岐にわたります。今回は、交通広告に強みを持つ総合広告会社、株式会社オリコムの関口さんに、広告会社の仕事内容や、仕事のやりがいを伺いました。

(2018年8月20日 マスナビ事務局)

◆この記事のチェックポイント
☑ 広告会社の仕事をひとことで言うと「クライアントの売上を伸ばすお手伝い」。
☑ CMやポスターだけじゃない!ときにはテレビ番組とタイアップすることも!

関口博人さん  株式会社オリコム
  • 株式会社オリコム
  • 関口博人さん
  • 新卒で入社し、今年で11年目。
    営業としてクライアントの課題を解決しつつ、社内ではOJTリーダーとして若手社員の仕事をサポートしている。

アイデアでクライアントの売上を伸ばす

Q.なぜ、広告業界をめざそうと思ったのですか?

A.大学生のころ、留学先のイギリスでしていた翻訳のアルバイトがきっかけです。文化や価値観を、言葉で違う国の人へ伝える仕事にやりがいを感じていました。帰国して就職活動をしていくうちに、商品の価値をアイデアで世の中に発信する広告の仕事が、翻訳のアルバイトに似ていると興味を持ち、広告業界をめざすことに決めました。


Q.当時、広告業界にどんなイメージを持っていましたか?

A.漠然と商品を売るための方法を考える業界だと思っていました。広告業界に興味を持ち始めたころ、広告の専門誌「宣伝会議」を読んでみたんです。広告業界で活躍する先輩たちのアイデアを見ていると、ただ奇抜なことを発信するのではなく、クライアントの課題をしっかり汲み取った解決策を企画しているとわかりました。自分もこんな仕事ができたら楽しそうだなと広告業界に引き込まれていきましたね。


Q.実際の広告会社の仕事を教えてください。

A.ひとことで言うと、クライアントの売上を伸ばすためのお手伝いです。世の中のあらゆる商品は市場が成熟し、差別化ができなくなっています。どれもいい商品ですから、数多くある商品の中から、自社の商品を選んでもらうのは本当に難しくなっています。だからこそ、いかに生活者にその商品がどれほど魅力的かを伝えられるかが、売上を伸ばすカギとなります。私たち広告会社は、商品の魅力を伝えるプロとして、クライアントが届けたい相手にしっかり情報が届くようなアイデアを考えています。


Q.実際に働いてみて、仕事内容にギャップはありましたか?

A.働き方のギャップはそこまでありませんでしたが、驚きはたくさんありました。たとえば、広告がつくられるまでに関わる組織の多さ。クライアントの課題に向き合う営業、広告のアイデアを考えるプランナー、デザインやコピーなど表現に携わるクリエイター、広告を掲載する場所を調整するメディア担当など、さまざまな分野のプロフェッショナルが集まってチームをつくり、アイデアを持ち寄ることでいい広告をつくっています。


Q.関口さんは営業として働かれているんですよね?営業の仕事は組織の中でどういう役割を担っているんですか?

A.営業の仕事は、まず、クライアントの課題をヒアリングするところから始まります。やりたいことがクライアントの中で固まっていることもあれば、課題を解決する方法を1から考えてほしいとお願いされることもあります。課題を聞いたら、社内の専門スタッフを集めてチームをつくります。だから営業は、クライアントの悩みをしっかり噛み砕いて、会社に持ち帰らなければなりません。アイデアが固まったら、クライアントにプレゼンテーションし、実際に広告をつくります。ヒアリングから企画進行までが仕事です。


Q.印象に残っている仕事はありますか?

A.ある調味料メーカーの事例ですね。ダンスが話題の大ヒットを記録したドラマとのコラボレーションを実現させました。

番組のプロデューサーがちょうどドラマとコラボしてくれる会社を探しているという話をいただきました。ドラマが若者向けだと聞き、私が担当しているクライアントである調味料メーカーも若年層の購買を増やしたいという課題を抱えていることを思い出しました。そこで、私が間に入って、ドラマ内での商品の演出、Web上での施策、イベントや店頭での商品の見せ方など、このドラマと商品のコラボに関わる全体像を設計し、各部門の専門家とともに支援させていただきました。結果、売上を伸ばすことに成功し、シェアが1位になる地区も出たと伺っています。目に見える成果が出たのは嬉しかったですね。


Q.広告会社なのに、テレビ番組の製作にも携われるんですね。

A.もちろん普通のCMやポスターといった広告の仕事もありますが、確かにテレビ番組とタイアップする仕事にも多く関わっているかもしれませんね。ふくよかな女性が旅をするバラエティ番組とアパレルメーカーのタイアップを企画したこともあります。女性タレントに着てもらうことで、自然な形でブランドを訴求することができました。アパレルメーカーはテレビCMさえやったことがない会社でしたが、番組の企画を聞いたときに、クライアントにとってとてもいい機会だと思ったんです。私の自主提案で実現した企画でした。クライアントが気付いていない課題や最適なやり方を見つけて解決することも、広告のプロである私たちの役割だと思います。


Q.今後、広告業界はどう進化していくと思いますか?

A.広告会社が売上予測をするようになると思っています。広告会社にはたくさんのデータが集まってきます。AIやビッグデータを上手く活用し、分析していけば、「この広告なら売上はこのくらい伸びる」など、かなり細かく正確な数値まで提案できるかもしれないと考えています。広告会社は決まったコンテンツを持っているわけではありません。だからこそ、自分たちが提案できる範囲を広げながら、時代に合わせて柔軟な対応をしていく必要があります。時代を読み取って、そのとき最適な手法を提案する。広告会社が社会的な存在意義を保つためには、常に時代の波に乗っていくことが重要だと思います。


Q.最後に、学生のみなさんにひとことお願いします。

A.広告業界を受けていくと自分にどんな仕事ができるかと不安になることがあると思います。安心してください。私も就活生のとき、同じことを思っていました。広告業界で働きたい気持ちとできるか分からない不安、業界で活躍するすごい先輩たちへの憧れがせめぎ合っていました。社会人になって11年。クライアントのことを考えて一生懸命仕事をしていたら、学生時代に憧れていた雑誌に自分の仕事を取り上げてもらえたんです。自分なんて何もできないと思っていても、しっかりと気持ちを込めて仕事をすれば報われる日が必ず来ます。とはいえ、広告業界はアイデアや発想力が求められる業界です。形がない分、テストで高い点数をとるよりも難しいかもしれません。では、発想力を身につけるためにいまからできることはなにか?ぜひ、好きなことに熱中してください。自分が夢中になれることを見つけてのめり込んでいくと、自分の中の感情や感性がどんどん強くなっていきます。いま培われた感性は、いつか仕事をするときの引き出しに変わります。好きなことに打ち込みながら、未来に期待をもって頑張ってください。


ありがとうございました!



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