株式会社TCD

株式会社TCD
ロゴ:株式会社TCD
業種:
広告・映像制作会社、広告会社、コンサルティング・マーケティング
勤務地:
兵庫県
得意分野:
プランニング、クリエイティブ
募集職種:
営業系、クリエイティブ系

チーフデザイナー 能登愛さん

現在されている仕事について教えてください。

私が所属しているのは、兵庫県にある芦屋クリエイティブ室グラフィック&ブランディングデザインセクションです。ロゴやパンフレット、パッケージなど幅広い案件にデザイナーとして携わっています。ときにはクライアントと直接コミュニケーションをとり、ブランドの立ち上げから、全体のデザインを包括的に担当することもあります。その点において、私を含めた当社のデザイナー陣は、他社のデザイナーとは一味違った働き方をしていると思います。現在入社8年目になり、昨年チーフデザイナーに就任しました。そのポジションに恥じぬよう、これからもブランドや商品の本質を引き出せるデザインを生み出し続けていきたいと考えています。

どのような学生生活を過ごしましたか?

私は、デザイナーを目指して美術大学に進学しました。なかでも記憶に残っているのは、自分の名前をモチーフに架空の事業を考え、そのブランディングをするという課題です。私の場合は苗字が「能登」なので、「ノトン」というオーガニックコットン製品の会社を出発点に据え、ロゴやステーショナリー、カレンダーなどのデザインを考えました。デザインによってブランドイメージを構築していく過程が楽しく、このときの経験が就職活動に大きく影響したと思います。また、学園祭の実行委員を務めていたことも思い出の一つです。学園祭は毎年テーマを変えます。コンセプトとロゴの検討から始まり、ポスター、パンフレットなども制作しました。

ただ学生時代を振り返ると、もう少し自主制作にも力を入れておけば良かったと思うことがあります。それは実務において役立つ「想像力」や「企画力」を養うきっかけになるからです。たとえば、いま私が担当している仕事だと、ほとんどの場合クライアントから課題や方針を持ち込まれるところがスタート地点になります。しかし、「なにをどう変えればいいのかわからない」という相談をいただくこともあります。そんなときは、クライアントが気づけていない自身の魅力を私たちが発見することで、そこから一緒にアイデアを広げられるよう努力しています。キャッチしたものになにかを付けて返すだけではなく、自分からもボールを投げられるデザイナーになるのがいまの私の目標です。学生時代の経験は、社会に出てからも役に立つことが多いです。ぜひ悔いのない学生生活をみなさんには送ってほしいと思います。

入社の決め手となったのはなんですか?

美大で学んだことや学園祭実行委員での経験を、社会に出ても活かしたいと思っていたので、ブランド全体に関わるデザインができるTCDの事業内容にとても魅力を感じました。そのため書類審査で提出したポートフォリオは、学生時代に取り組んだ課題を中心とし、ブランディングに関係する作品を主軸に組み立てました。やりたいことが伝わる内容を意識して構成していたと思います。

入社後は、社員は芦屋の本社と東京オフィスで役員を入れても50人ほどなので、全員の顔を覚えられます。部署間の距離も近いので、専門外のわからないことも聞きやすい環境です。社内でデザインに対するアンケートをとったり、自分が参加していない案件について意見を求められることもよくあります。お互いが良い刺激となって働ける環境です。

仕事のやりがいを教えてください。

自分の手がけたデザインを実際に店頭などで確認できたとき、一番やりがいを感じます。いままで関わった仕事のどれもが印象的ですが、あえて選ぶなら春限定のお菓子のギフトパッケージを担当した仕事を思い浮かべます。個人的に桜が好きなので、単純にデザインすること自体を楽しめました。また理由はもう一つあって、そのパッケージのお菓子をたくさん購入されているお客さまをたまたまお店で見かけたことがあったのです。私自身は贈り物のお菓子はパッケージも気にして選ぶので、その方もデザインを気に入って買ってくださったのかな、とうれしい気持ちになりました。デザイン提案の際に、クライアントから「キレイ」「かっこいい」などと喜んでいただけたときも、とてもうれしいですね。

どんな人と一緒に働きたいですか?

丁寧な人と働きたいです。デザインはアイデアも大切ですが、文字詰めや、ちょっとした形の調整によって精度が変わるものです。そんな細かい部分も気にして見ることができる人と一緒にデザインをつくりたいです。また、他業種にも当てはまると思いますが、チームで仕事をする上で、連絡や情報共有を丁寧にすることは、円滑に案件を進めるために大切なことだと思います。

就職活動中の学生に対してメッセージをお願いします。

TCDは現在、100種を超える業界のニーズにお応えしてきた実績を持っています。関わる業界が幅広いので、新規案件が来るたびに勉強しなければなりません。クライアントごとに、取り巻く環境や課題は異なります。その課題に応えるためにはデザインをロジカルに提案する力が重要です。本当に課題を解決できているか見極めるためには、道筋をたててクライアントに伝えなければいけません。

ちなみに私が受けたTCDの入社試験では、そうした能力の有無を問う課題が出されました。「クリーニング屋さんのロゴのラフスケッチを提出する」という内容で、デザインしたロゴについて説得力のある根拠も答えなければなりませんでした。説得力のあるデザインをつくるには、日頃から自分が好きだと思うデザインをよく観察し、その構成要素一つひとつの意味を考える癖をつけると良いと思います。とくにTCDで働くデザイナーはクライアントと直接話す機会が多いため、その地道な努力が実務で活きてくるはずです。

最後になりましたが、就職活動は自分がどんなデザイナーになりたいのかを考えるいい機会だと思います。どうぞ体調に気をつけ、じっくり取り組んでください。

創業/設立/沿革
1971年 山田崇雄デザイン事務所として始業
1977年 株式会社TCDに改組
代表者
代表取締役会長 山田崇雄
代表取締役社長 山崎晴司
本社・事業所
西日本:芦屋本社
兵庫県芦屋市春日町7-19
TCDビル

東日本:東京オフィス
東京都中央区銀座7丁目5-4
毛利ビル4・5F
従業員数
40人(2021年6月現在)
資本金
5,000万円
売上高
非公開
株式公開

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