RESEARCH業界・職種を学ぶ 就活・自分を知る
レポート
夏インターン不参加。特別な経験なし。自分を客観視できたことが勝機につながった/読売広告社 総合職内定 私立大学 Oさん〈就活体験談レポート〉
マスナビ編集部
学生時代に力を入れていたことは何ですか?
どんな業界を志望していましたか?
広告・PR業界を志望して、メインはPR会社でした。受けた企業も、広告会社は読売広告社のみで、それ以外はPR会社ばかり。はじめに広告業界を視野に入れていたときに、ゼミの担当教員に「PRに向いているかも」と言われたのがきっかけでした。調べるうちに、地方自治体や中小企業にも関わる機会が多いのがPRだと知りました。地方出身で観光社会学を学ぶ身として、地方創生に携わってみたいと考えていた私の希望がかなえられる業界ではないかと考え、志望しました。
どんな就活スケジュールでしたか?
最終的に読売広告社に決めた理由を教えてください。
選考対策ではどのようなことをしていましたか?
就職活動で印象に残っている選考や質問はありますか?
最後に後輩の皆さんへメッセージをお願いします。
就職活動を振り返り、私が後悔していることは主に2つです。第一に夏インターンに参加できなかったこと。テストとESで通らなかった企業も多かったと感じています。テスト対策は早い段階から計画的に行うことと、ESも他の人にチェックしてもらった後に提出するべきだったと思いました。第二に、ゼミ活動で忙しく、就活と両立できない時期があったこと。就活の相談ができる人を見つけて、ゼミ研究の分担ができるような関係を事前に構築しておくことは大切だと感じました。
また、私は特別な経験はもっていなかったので、正直広告会社に挑戦するなんてできないと思っていました。ただ、選考に進むうちに、意外と大きいことを成し遂げたというよりは、人柄を見てくれる企業もたくさんあると気づいたんです。怖がらずに動きはじめてみたら、視界がクリアになって、みえるものも大きくなります。とりあえず行動してみましょう!
一番力を入れていたのは、大学3年から入ったゼミ活動です。私は観光学と社会学をかけ合わせた観光社会学を学んでいました。ゼミのテーマは「新しい価値観・モノの見方を追求すること」。観光をする側の目線を研ぎ澄ましモノの視点が変わるための背景知識やリテラシーを得る研究をしています。具体的には、ミュージアムで芸術家のモノを捉える目線を考えたり、カフェでのコーヒーの提供方法に疑問を持ったり、身近な部分から疑問を見つけて考えを昇華させ、最終的には「身近な社会を観光地のように見ること」を考えていました。
大学3年の時には、同期4人で学会発表にも挑戦しました。テーマは「コロナ後に持続可能な観光」で、研究結果を1枚の紙にまとめたポスターを作成して発表し、結果的に学生部門で最優秀賞も獲得することができました。ただ、ガクチカとして話すときには、学会発表の話ではなく、普段の活動テーマの「新しい価値観やものの見方を追求していたこと」をメインで話していました。