株式会社インサイトコミュニケーションズ

株式会社インサイトコミュニケーションズ
ロゴ:株式会社インサイトコミュニケーションズ
業種:
コンサルティング・マーケティング、広告・映像制作会社、SP・イベント会社
勤務地:
東京都
得意分野:
イベント、プランニング、プロデュース、クリエイティブ
募集職種:
クリエイティブ系

ディレクター 髙橋美波(たかはしみなみ)さん

現在の仕事内容を教えてください。

現在は映像を中心に、制作物全般のディレクターをしています。いま担当している案件は、とあるスポーツ心理学博士のプロモーションです。「スポーツに励んだ経験は、そのあとの人生で必ず役に立つ」といった教育法を広めている方で、その考えの普及プロモーションの企画から実行まで私は担当しています。具体的には講義動画を作成したり、オンラインイベントを開催したり。開設から6年経過し30人しかいなかったYouTubeアカウントの登録者数は、私が担当し始めてから2年で2300人に増加しました。

こちらの案件に関わらず、コミュニケーション戦略を提案するときは、受け手が抵抗なく情報をキャッチできるよう、伝える内容はかみ砕いてわかりやすくする意識でいます。

前職でどのようなことをしていましたか?

在京キー局傘下のポストプロダクションに所属していました。ビデオエディターという職種で、撮影した素材をカメラマンから受け取り、動画の良い部分をつなげて1つの番組に仕上げます。動画編集は料理人に近い。同じ素材でも、編集する人によって全然違う仕上がりになります。撮れ高のない素材でも、いかに面白くできるか。それが私のやりがいでもありました。

一方でテレビ業界の将来性を鑑みて、会社では新規事業を始める動きが活発になっていきました。これまでクライアントはテレビ局のみでしたが、動画編集技術を別の業界にもアピールするようになったのです。主なサービス内容は、会社のホームページで流すPR動画の作成など。発案者は私で、立ち上げから新規事業に参加していました。携わっていた期間は合計で6年ほどです。手探りの状態で始めた事業でしたが、これまでにない市場に進出することで、会社の可能性を広げることができました。

インサイトコミュニケーションズに入社を決めた理由を教えてください。

転職を考えたきっかけは、いくつかあります。これまではテレビの画面越しの大勢の視聴者を楽しませることに満足感を得ていましたが、新規事業を通じて接する自分の目の前で困っている人(クライアント)の力になりたいという気持ちが強くなっていったこと。しかしクライアントの切実な課題に直面する度に、映像だけでは解決できない場合も多く、課題を解決する能力の幅を広げたいと思ったこと。これら自分のやりたいことをするためにレベルアップが必要だ。そう思うと長年勤めた古巣から飛び出すことに大きな不安はなく、転職活動に対しては前向きな気持ちで挑みました。

当社に入社を決めた理由は、「企業のコミュニケーション課題を解決し、内側から価値を高めて、その熱を外側に発信していく」という、会社の事業方針に共感したからです。そして、その手段としてクリエイティブを掛け合わせた解決策をクライアントに提案する。私のバックボーンである映像編集スキルも活かしつつ、幅を広げられるインサイトコミュニケーションズは、まさに理想だったのです。

印象に残っている仕事はありますか?

インナーコミュニケーション(社内コミュニケーション)の仕事は印象深い案件ばかりです。たとえば、とある企業の開発チームと営業チームの連携コミュニケーションの手伝いをした経験があります。課題は新商品・サービスの正しい情報や開発に込めた思いを、営業チームにうまく届けること。どこの会社でもよく起きている、社内の部署間のコミュニケーション不足による問題です。そこで解決策として講じたのは、プレゼン用の動画を開発チームと一緒に制作すること。営業チームの興味を引き出せるよう、動画内で紹介する商品やサービスの魅力は最低限営業に必要な要素に絞りました。
さらに深く知りたい人は開発担当者に直接問い合わせもできる形になっており、正確な情報を鮮度高く流通させることができるようになりました。

他の企業では動画編集のスキルを活かし、各部門長が出演して人となりがわかるバラエティ番組をつくったこともあります。現在コロナ禍で、リモートワーク中心の企業では社員間のコミュニケーションが希薄になってしまう課題に直面しています。今後もインナーコミュニケーションの課題に対しての解決策の需要は、ますます増えていくに違いありません。少しでも悩める企業の役に立てるよう、私も実力をつけていきたいです。

今後の目標を教えてください。

映像やコミュニケーションだけでなく、人事や財務などさまざまな分野に対して知識を深めていきたいです。なぜなら企業が抱える課題の原因は、クモの巣のように張り巡らされているからです。たとえば商品が売れないと嘆くメーカーがいるとします。モノが悪いのか、営業パーソンが足りないのか、流通システムが効率的でないのか。考えられる原因は、本当にたくさんあります。いずれかの問題をピンポイントに解決しても、それで本質的に課題を解決したことにはなりません。ボーリングのセンターピンのように、一つの課題を倒すとすべての課題をなぎ倒せるように、対応領域を広げていきたいです。

どんな人と一緒に働きたいですか?

一緒に働きたいと思うのは、成長意欲がある人です。当社には若手・ベテラン問わず、自分の成長に貪欲な人が多いため、その環境のなかで高め合える新人が来てくれるとうれしいです。一流を目指す人同士が掛け算しあって、皆が次のステージに繰り上がっていく。個人の成長はもちろんですが、チームの成長を喜べる人だとなおさら良いと思います。

社会人は最低でも1日のうち8時間は働きます。つまり仕事をしている時間は、人生の約3分の1を占めます。だからこそ、「自分が楽しめる仕事か。やりがいのある仕事か」を軸に、就職先を選択するといいでしょう。仕事は自分にとってなんなのか。それを突き詰めた先に、入社しても後悔しない職場が待っていると思います。

創業/設立/沿革
2004年 株式会社インサイトコミュニケーションズを設立
2017年 本社所在地を京橋オフィスに移転
2020年 オンラインイベントサービスを開始
代表者
代表取締役 紫垣樹郎
本社・事業所
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-21 9F
従業員数
22人
平均年齢
36歳
資本金
300万円

売上高
6億6000万円(2017年12月期)
8億円(2018年12月期)
9億4000万円(2019年12月期)
4億9000万円(2020年12月期)
6億円(2021年12月期)

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