株式会社京急アドエンタープライズ

株式会社京急アドエンタープライズ
ロゴ:株式会社京急アドエンタープライズ
業種:
広告会社、メディア
勤務地:
神奈川県
得意分野:
Web・デジタル、SP、イベント、屋外・ディスプレイ、プランニング、クリエイティブ
募集職種:
営業系

第一営業部 S.Iさん

どのような学生時代を過ごしましたか?

小学3年生から大学卒業までの13年間、フィギュアスケートを続けていました。大学では、インターカレッジ出場を目指し、週5日以上練習に打ち込んでいました。フィギュアスケート部は、当時私含め2人しか部員がおらず活動していない状況でしたが、資金の支援と練習環境を整えるため、体育会への昇格を目指し、SNSや学内のポスターでの告知に力を入れ、部員募集を始めました。初心者でも試合に出られることや他大学との合同練習があることをアピールしたところ、部への問い合わせが増え、部員を増やすことができました。個人競技のため、高校までは誰かに教えることがなく初めての経験でしたが、振り付けや曲編集などのサポートを行い、日々の練習から試合まで、団体競技のように部員みんなで高め合うことができ、楽しく競技と向き合えました。

フィギュアスケートの活動以外にも学業では海外研修のプログラムやインターンシップに参加するなど、充実した学生生活を過ごせたと思っています。

就職活動はどのような軸で行っていましたか?

もともと旅行が好きで自分の知らない街の魅力を発見できたとき、たくさんの人に知ってほしい、魅力を伝えたいと思っていました。また、自分が住んでいる街が、駅開発によって発展し、暮らしが便利になっていく様子を経験したことから、人々の暮らしに関わるような仕事をしたいと思い、旅行業や鉄道会社を中心に就職活動をしていました。広告業界については、新聞社のインターンで指導してくれた社員の方に「初対面の人とでもコミュニケーションを取るのが上手。広告業が向いていそう」と言われたことをきっかけに意識しはじめました。思い返してみると、部活動でどうしたら入部してくれるのか考え、ポスターを作成し、それを見て部に興味をもってくれた人がいたことにうれしさを感じていました。

鉄道と広告の両方に興味を持っていたことから、クリエイティブの力でその土地の魅力を発信し、人の行動を促せるような仕事ができる鉄道系ハウスエージェンシーが一番良いのではないかと感じ、志望先を絞りました。中でも京急線は都心の品川から羽田空港、横浜から三浦半島までの土地をつないでいますが、沿線の魅力が沿線外の人達に伝わりきってない部分もあるように感じました。そこで広告の力でもっと沿線の魅力を伝えたいと思い、当社を志望しました。また、私が就活をしていた時期はちょうど京急電鉄が創立120周年を迎えるタイミングで、さまざまな企業と共同して華やかで遊び心のある施策を行っていたのも志望したきっかけのひとつです。鉄道会社は堅いイメージがあったので、良い意味でギャップを感じました。

入社後はどのようなクライアントを担当しましたか?

私は部署・チームの異動も多く、さまざまな経験をさせてもらえたと感じています。入社してすぐは、グループ外のクライアントを担当する部署に配属となりました。1年目からプロモーション・キャンペーン提案、イベント企画・運営など幅広い業務に関わり勉強させていただきながら、早くから裁量を持って働くことができていました。2年目からは京急百貨店などの商業施設を担当し、新聞折込チラシやパンフレット、カタログ、季節の催事における装飾など、年間を通じた販促提案を行いました。5年目からは京急電鉄や京急バスの仕事に携わっています。また、エリアマネジメントを担当する部署と一緒に仕事をし、沿線地域の課題解決に向け、広告やキャンペーン等を通して、住まう人々、沿線外の人々に発信していけるような施策を提案しています。

印象に残っている仕事はありますか?

2023年に担当した京急バスの仕事です。運転士人材募集についての広告を制作したところ、多くのメディアに取り上げてもらえました。

例年、京急線車内に広告を出稿いただいていましたが、それだけではなかなか応募が集まらないという課題がありました。そこで「思い切って京急線をトレインジャックしませんか?」と提案し、担当者からOKが出たものの、「実施するからにはバズらせたい」と言われました。意図してバズを生むのは難しいですよね…。「クリエイティブを派手にする」などいろいろな方向性がありますが、近年社会問題の解決を意識する広告も増えており生活者の関心も高いことから、問題提起できる広告にできないか考えました。物流・運送業界では、運転士の労働時間の制限により輸送力の低下などが引き起こされる「2024年問題」があります。そこで、この問題を絡めた広告にしたらよいのではないかと提案しました。

制作した広告のなかに、人事担当者の切実な声を取り上げたコピーを入れたことで、運転士不足の深刻さが伝わり、多くのメディアに注目されました。メディアに取り上げられたことをきっかけに、説明会の参加者が2倍以上になったと伺いました。もちろん広告だけでは運転士不足の根本的な解決にはなりませんが、広告をきっかけに世間の関心を得られたことで、広告会社としての役目は果たせたと思います。

これからもより一層、どのような企画にすればクライアントが抱える課題の解決につながるのか深く考え、広告会社としての介在価値を発揮し、よいアウトプットを生んでいきたいと思います。

最後に学生へのメッセージをお願いします。

納得がいくまで自分を客観的に突き詰めて自己分析をすることをおすすめします。私は好きなことや惹かれること、逆に嫌なことを過去の経験から洗い出して分類することで志望業界を絞っていきました。また、なにで自分の機嫌を取れそうか、モチベーションが上げられそうか考えることも大事だと思います。私は自分が携わった仕事が目に見えるとモチベーションにつながると考え、広告業界を選択しました。

当社は若手から裁量を持って働けるので、すぐに自分で案件を動かす力が身につきます。優しく頼れる先輩がたくさんいるので、入社された際にはぜひ頼ってください。私も後輩になるみなさんが当社に入って得られるものがあるよう、みなさんが自分の強みを見つけて自信につなげられるようにサポートします!

創業/設立/沿革
創業 1992年12月3日
代表者
取締役社長 上野賢了
本社・事業所
本社:〒220-0011 横浜市西区高島1-2-8
従業員数
93人(2024年1月時点)
平均年齢
42歳(2024年1月時点)
資本金
1億円
売上高
41億6,500万円(2023年3月期実績)
株式公開有無

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