会社の看板ではなく「個人」で選ばれる人になりたい/株式会社ライツアパートメント アシスタントプロデューサー 井垣あいさん

会社の看板ではなく「個人」で選ばれる人になりたい/株式会社ライツアパートメント アシスタントプロデューサー 井垣あいさん

数々のナショナルクライアントのパートナーとして、企業が抱えるさまざまな課題に向き合い、ブランドを更新・拡張・刷新していくクリエイティブ集団、ライツアパートメント。社員一人ひとりの力を大切にしており、会社の看板でなく「個人」として選ばれる集団を目指しています。同社のアシスタントプロデューサーを務める井垣さんに、入社のきっかけや、現在の仕事内容についてお話しいただきました。(マスナビ編集部)

写真:井垣あいさん
井垣あいさん株式会社ライツアパートメント アシスタントプロデューサー
【 目次 】
入社のきっかけは?
現在の仕事内容は?
やりがいを感じることは?
学生のみなさんへメッセージ

入社のきっかけは?

大学時代はラクロス部に所属していたのですが、マイナースポーツだったこともあり、ほかの部活に比べ予算が少なく、グラウンドの使用時間も限られていました。その分、試合での実績や組織づくりはもちろんのこと、活動を応援してもらうためにはどうすれば良いのかを、私たち学生が主体となって考える必要がありました。

それから他校との交流や委員会組織の立ち上げ、SNSを活用した宣伝など、チームだけでなく、ラクロス全体を盛り上げるための活動を続けてきました。そのなかで、プロモーションや見せ方に関心を持ちはじめ、就職活動では広告会社に絞って選考を受けていましたね。

そして自分に合う会社を探し続けていたとき、「個」として選ばれ続ける集団となることを目標とし、一人ひとりの活躍を大切にしているライツアパートメントの姿勢に惹かれ、入社を決めました。

ラクロスをやっていたときから、他校生に「〇〇大学の井垣さん」ではなく、「あいさん」と呼ばれることが多かったので、所属する組織の看板ではなく、自分個人を見てほしいという気持ちが強くあったのかもしれません。

現在の仕事内容は?

入社以降、エナジードリンクのプロモーション全般に携わっています。サンプリングの場所の選定や、どのようなコミュニケーションを取るか、道路許可申請や現場での指示出しから、販促物の企画・制作など業務は多岐に渡ります。

とはいえ配属当初、エナジードリンクというものに馴染みがなかったので、最初はクライアントが抱いている世界観を理解するのも難しくて、会議に出ても何も意見が言えないという日々が続きました。その中で、クライアントに関係がありそうなニュースを全てピックアップして、担当者をはじめとするクライアントの皆さんに配信する業務を丸2年続けていると、少しずつクライアントの「世界観」、そして業界全体が理解できるようになり、入社3年目の今、「井垣さんはどう思う?」と質問していただけるようにもなりました。

これからはクライアントから渡された課題をこなすだけではなくて、自分から積極的に提案をし「その視点新しいね!」「さすが業界全体を把握しているね!」と思ってもらえる存在になりたいです。

やりがいを感じることは?

広告業界は華やかできらびやかと思われることもありますが、実際は地道な作業の積み重ねです。

エナジードリンクのサンプリングを実施したときも、クライアントの求めるプロモーションができているのか確認するため、1年間現場に足を運び続けていました。そのなかで改善点を見つけ、現場スタッフの方に説明して回っていましたね。ときには反発する声もありましたが、地道に伝え続けることで熱意が伝わり、クライアントが満足する結果を残すことができたんです。

地道な作業がたくさんある仕事ですが、イベント案件はお客さんの声が直接聞けるので得るものも多いと思います。良い反応を間近で見られたときには、それまでの疲れがすべて吹き飛んでしまいますよ。

学生のみなさんへメッセージ

何事も、自分で経験することを大切にしてほしいと思います。

私は自社の説明会に出席することもあるのですが、参加している学生から「就職活動する上で、なにを勉強すればよいか」と聞かれることがあります。確かに、世の中には就職活動の参考本がたくさんありますが、広告業界を目指すのであれば、まずは気になる広告を見る、イベントに参加するなど、実際に経験してみることが一番です。

ライツアパートメントでは、業務のなかで「求められているものはなにか」という本質を考えなくてはいけないシーンがたくさんあります。誰がやっても同じ仕事にしてしまわないためにも、自分だけの経験をもとにこだわりを持ちながら、クライアントの事業に貢献していく姿勢が大切だと思っています。

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