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レポート

選考では自分をどのように見せたいかを考えて。コロナ禍による新しい就活様式もフル活用/大手広告会社 クリエイティブ職内定 私立美術大学 Cさん〈就活体験談レポート〉

マスナビ編集部

選考では自分をどのように見せたいかを考えて。コロナ禍による新しい就活様式もフル活用/大手広告会社 クリエイティブ職内定 私立美術大学 Cさん〈就活体験談レポート〉

大手広告会社のクリエイティブ職に内定したCさん。コロナ禍で選考の仕方が大きく変わり、Eさんも影響を受けたそうですが、新しくできるようになったことを探してポジティブに受け入れたそうです。先の見えない状況の中、どのようなことに着目したのでしょうか。お話を伺いました。

どのような学生時代を過ごしたか?

美大でデザインを学んでいます。本当は高校を卒業して海外の大学に行く予定だったので、美大は滑り止めのつもりで受けました。9月入学が決まりそれまでの期間が暇だったので、半年間は美大に行ってみようと思ったら、思いのほか面白かったんです。このまま美大で4年間を過ごすことを決めました。人生の目的ややりたいことが明確な友人たちに囲まれての生活はいままで味わったことのないもので、かなり刺激を受けました。

学生時代に特に意識していたのは、目的を持って行動することです。例えばアルバイト選びでも、コミュニケーション力を付けたいと思い、自分の提案力が試される化粧品販売を選びました。「教育」にも興味があったので、プログラミング教室の先生をして、教えることにも挑戦しました。なにをするにしても意味付けして行動していましたね。

なぜ広告業界に興味を持つようになったか?

1~2年生のころ授業でグループワークに取り組むなかで、自分は手を動かしてなにかを制作することより、コンセプトを考えたり、インサイトを探したりすることに時間をかけているなと気づきました。そこから、デザイナーとして手を動かすよりは、コンセプトメイキングに関わることができるプランナーやコピーライターに向いているのではと思って、広告業界に興味を持つようになりました。

3年の夏に、まわりの子も応募するからという理由で何気なく広告会社のインターンに応募。美大生では珍しく、デザインではなく企画を学べるインターンに参加したんです。そこで、やっぱりアイデアを出したり企画をつくったりすることが自分にとっては楽しい、向いている、と実感しました。インターンを経験したことで、広告業界に行きたいと強く思うようになりましたね。

そこからは、業界についてもっと詳しく知るため、広告会社のインターンにどんどん参加しました。インターンでは、社員と直接話したり、実際のオフィスの様子を見たりすることで、インターネットだけではわからない部分を知ることができます。この経験があったからこそ、自分に合いそうな会社の雰囲気や仕事の進め方など、少しずつわかってきたように思います。

選考対策はどのようなことをしていたか?

広告業界の魅力はなにか?

今後の目標は?

後輩のみなさんへメッセージ

今年は、就活の仕方が大きく変わりました。戸惑う方も多いとは思いますが、変わったからこそできることもありますよね。地方に住んでいても、交通費や時間をかけずにオンラインで選考に参加できます。また、アプリを使えば顔も明るくみせられます。どういう自分をアピールしたいかによって、背景も変えられます。できなくなってしまったことばかりを見るのではなく、できるようになったことに目を向けてみると、就活をポジティブに乗り切れるのではないでしょうか。

行きたいと思っていた会社から内定が出なくても、それはタイミングや相性の問題だったかもしれません。コロナ禍で就活を頑張っているというだけで、本当にすごいことなんです。自分に自信を持って頑張ってください!