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レポート

失敗した面接、どうリカバリーした?/総合広告会社 総合職内定 私立大学院 Mさん〈就活体験談レポート〉

マスナビ編集部

失敗した面接、どうリカバリーした?/総合広告会社 総合職内定 私立大学院 Mさん〈就活体験談レポート〉

学生時代は社会学の勉強やダンス活動などに取り組んでいたMさん。インターンシップの参加をきっかけに、広告業界に興味を持ち始めます。さまざまな対策をしても、うまくいかないこともある面接。Mさんは失敗をどう乗り越えたのでしょうか。

どのような学生時代を過ごしたか?

大学ではストリートダンスのサークルやカフェのアルバイトに力を入れていました。学部は社会学部。大学院にも進み、今は家族社会学という分野で「犬の家族化現象」をテーマに研究をしています。ペットの犬に洋服を着せるなど、近年ペットの犬が家族化していると言われることが多く、その背景にはどのような社会変化があるのか、犬の家族化はどのように進んでいくのかをインタビューを中心に分析するのが私の研究です。

大学時代にも少しだけ就職活動をしました。3年生の夏に総合広告会社のインターンシップに参加して、それがきっかけで広告業界志望になりました。志望する企業から内定をもらえたら就職も考えていましたが、研究にも興味があり、大学院への進学も視野に入れていました。最終的に内定につながることはなく、4年生で大学院の勉強に切り替えました。

大学院で研究をしながら広告会社で長期インターンに参加しました。期間は院1年4月から8月までの5カ月間です。

インターンで広告志望になったとのことでしたが、興味を持ったきっかけは?

元々広告業界に興味があったわけではなく、大学3年生夏のインターンは、金融やコンサルティング、メーカーなど、さまざまな業界で参加しました。ESを書いたり説明会を聞いたり、実際にインターンに参加するなかで、広告業界に惹かれました。

理由は二つ。一つは仕事へのモチベーションです。自分ならではの発想や個性が認められる仕事をしたい思いがあり、広告には正解があるわけではなく、自分らしさや個性が重要視される業種だと感じました。もう一つは、大学から勉強している社会学・社会課題への関心があるからです。広告は、社会課題に対してどう面白く解決するかという内容が多いと思い、その業務内容にも惹かれました。

広告に興味を持ってからは、関連雑誌も読むように。広告・クリエイティブの専門誌『ブレーン』もその一つです。あとは効果的なプロモーション企画の公募賞「販促コンペ」に応募もしました。

選考対策はどのように行っていたか?

選考で印象に残っていることは?

広告業界だからこその質問は?

広告業界の魅力は?

社会の課題に携われる業務内容が魅力の一つです。社会の不便さ、生きづらさを変えていきたいから。広告業界は、どの仕事・ポジションについても、チーム一丸となって社会をより良くするという方向を向いているのは同じだと思います。また、たとえ予算が少なくてもアイデア次第で、社会を変えるほど大きくなる可能性があることもすごく魅力的です。

後輩の皆さんへメッセージ

内定した先輩や社会人をたくさん頼ってください。一人で就職活動をしていると、自分の頭の中だけで煮詰まってしまいネガティブな気持ちも出てきます。ちょっと行き詰まったら、社会人や先に内定をもらった人にどんどん質問して、一緒に戦ってくれる人を見つけてください。嫌な顔をする人はあまりいないので、臆することなくどんどん頼ってみてほしいです。

また、私は面接で緊張して、思いを伝えられなかった会社がありました。特に最終面接に近づくほど、言いたいことの80%くらいしか言えないこともあります。そうなることをはじめから意識して、言えなかったことがあったと思ったら無理やりねじ込むくらいの方が、後悔しないし熱量も伝わります。その失敗があったからこそ、内定をもらった企業の最終面接では、「最後に一言いいですか?」と自分の思いを熱く語れました。それが評価されたかはわかりませんが、自分としては後悔なく終えられました。

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