消費者の「心に響いた」広告を発表！ 史上初の昆布新聞や赤シートを用いた受験生への応援メッセージなどが受賞

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会（JAA）は、「第61回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の入賞作品を発表しました。

最高賞のJAA賞グランプリには、北海道新聞社（新聞）、味の素（雑誌）、岡山トヨペット（テレビ）、ニッポン放送（ラジオ）、相鉄ホールディングス（デジタル）、森永製菓（屋外・交通）の6社が選ばれました。また全入賞作品から選ばれる経済産業大臣賞には、ラジオCMでグランプリ受賞したニッポン放送が選ばれました。

審査員長の芳賀康浩氏（青山学院大学教授）は、近年のマーケティングでの注目ワードにもなっている「パーセプション・チェンジ（認識変容）」を訴える作品が目立ったとコメント。企業やブランドのパーパス（社会的意義）が問われる時代、どのような提案が出てくるのか、どのような提案が受け入れられるのかという観点で広告を見ていきたいと感じたコンクールだったと総評しました。

JAA広告賞は、審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査を行う、世界でも類を見ない大きな特徴を持つ総合広告賞です。今回は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門合わせて879点の応募があり、116名の一般消費者審査員が選考に携わりました。