広告の領域を超えたクリエイティブの力 2023年クリエイター・オブ・ザ・イヤーは高崎卓馬氏

日本広告業協会（JAAA）は、2023年クリエイター・オブ・ザ・イヤーとメダリストを発表した。

同賞は、クリエイティビティを通じて、発揮して顧客や社会の課題解決をする施策の実施までを牽引し、広告会社の価値向上や機能の拡張につながるクリエイティブワークを1年間に複数生み出したクリエイター個人を表彰する。

2023年のクリエイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、高崎卓馬氏（dentu Japan／電通コーポレートワン）。今年度は映画『PERFECT DAYS』の共同脚本とプロデュースをはじめ、JRグループの鉄道開業150周年キャンペーン、サントリーのオールフリー、P&Gのボールドなどを手がけている。手がけた映画はカンヌ国際映画祭、米国アカデミー賞等、国内外多数の映画賞の受賞・ノミネートした。先例のない方法で広告クリエイティブの圧倒的な可能性を世界に示したことが評価されての受賞であった。また、「2023 CREATOR OF THE YEAR MEDALIST」に、次の11名が選出された。


高崎卓馬氏（dentu Japan／電通コーポレートワン　グロースオフィサー／エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター）
・THE TOKYO TOILET ART PROJECT 映画『PERFECT DAYS』
・JRグループ／鉄道開業１５０年キャンペーン
・サントリー／オールフリー
・P&G／ボールド　ほか

■永井貴浩氏（博報堂ケトル／博報堂　アートディレクター）
・静岡市プラモデル化計画
・Earth hacks デカボスコア　ほか

■片岡良子氏（ADKマーケティング・ソリューションズ／CHERRY　コピーライター）
・明治 エッセル スーパーカップ「ふつうの日、スーパー最高では？」
・映画『しん次元！ クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦』「キミは、いたほうがいいよ。」新聞広告　ほか

■小布施典孝氏（dentsu Japan／電通コーポレートワン　グロースオフィサー／フューチャー・クリエーティブ・センター長／エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター）
・北海道ボールパークプロジェクト
・Well-being Initiative　ほか

■原口亮太氏（TBWA HAKUHODO／Disruption Lab　クリエイティブディレクター）
・日本マクドナルド
　ano「スマイルあげない」
　「オードリーのオールナイトマック」　ほか

■村田俊平氏（電通／第３CRプランニング局　クリエーティブ・ディレクター／CMプランナー）
・丸紅 企業広告「できないことは、みんなでやろう。」
・EMシステムズ TVCM「エンドロール」篇　ほか

■有元沙矢香氏（電通zero　クリエーティブ・ディレクター／コピーライター）
・朝日放送テレビ「M-1グランプリ2023」「熱闘甲子園」
・台湾観光庁・台湾観光協会「ビビビビ！台湾」　ほか

■小島翔太氏（博報堂／CRIATIVE TABLE 最高　生活者エクスペリエンスクリエイティブ局　クリエイティブディレクター）
・大塚製薬 カロリーメイト WEBムービー 部活生応援シリーズ
・大塚製薬 ポカリスエット 映画館プロモーション　ほか

■松尾昇氏（九州博報堂／クリエイティブ局　コピーライター）
・鹿屋市「土用のうしの日問題」
・アビスパ福岡
　「アビスパ史上、今が一番おもしろい。」　ほか

■大石将平氏（TBWA HAKUHODO／Disruption Lab　クリエイティブディレクター／コピーライター）
・モンスターストライク #俺たちのモンストーリー
・NISSAN「Electrify the World」　ほか

■森井聖浩氏（東急エージェンシー／第3ビジネスデザイン部　関西支社　クリエイティブディレクター）
・公益社団法人ＡＣジャパン
　全国キャンペーンＡ「寛容ラップ」
・JR西日本「ハルタビ/Ado」　ほか

■高橋尚睦氏（読売広告社　クリエイティブディレクター／コピーライター）
・明電舎「電気よ、動詞になれ。」ピクセルアート篇
・代々木ゼミナール「秘めたまま、終わるな。」MVフル　ほか