KMCgroup株式会社

KMCgroup株式会社
ロゴ:KMCgroup株式会社
業種:
PR会社
勤務地:
東京都
得意分野:
イベント、PR、プランニング、プロデュース
募集職種:
営業系、マーケティング系、クリエイティブ系

PR戦略局 五十嵐あきさん

どのような学生生活を送っていましたか?

明治大学国際日本学部に進学し、大学2年から3年の間、フロリダに留学していました。現地のディズニーでインターンシップができるプログラムがあり、ほとんどの学生がディズニーに行きたくて進学する学部です。私もミーハーな学生のひとりでした(笑)。留学は、「一生ここにいたい!」と思うほど楽しかったです。しかし、コミュニケーションのニュアンスがうまく伝わらなかったり、アジアンヘイトの方との意思疎通が取れなかったりなど、言語の壁に当たって大変なこともありました。

帰国後は、留学での経験をもとに多文化共生についてゼミで取り扱いました。留学生が多い街では、地域住民と留学生との連携があまり取れておらずトラブルが発生し、結果地域住民の外国人へのヘイトが積もってしまうという課題があります。たとえば留学生はゴミの出し方がわからず適当に捨ててしまうことがあり、問題になっていました。課題に対し、やさしい日本語表現のゴミ捨てマップをつくる施策を立案し、実行しました。

また、ひとつのことに集中するよりもいろいろなことをしたくなるタイプで、お出かけメディアでライターのインターンシップをしたり、アルバイトも複数掛け持ちをしたりと、さまざまな経験をしました。

KMCに入社を決めた理由を教えてください。

当初は旅行が好きで観光業界に興味があり、海外のディズニーランドやお出かけメディアでインターンシップをしていました。しかしインターンを通じて、自分が取材したことが世に広がること、伝えることの面白さを知りました。

広告業界志望になったのは、メディアのインターンで、企業とのタイアップ記事を作成したことがきっかけです。店舗を取材した際、「絶対Instagramに載せた方がいいのに…」「イベントを開催する方が成果につながりそうだな」など、企業の目標に対して、このメディアで記事を書くことが課題解決にはならないのではないかと感じたことが多々ありました。企業の課題を解決するためにはアプローチ手法の幅広さが欲しかったので、メディア業界ではなく広告業界が良いと感じましたね。

「PR業界」という存在を知ったのは、広告会社だと思ってエントリーをした企業の説明会を聞いたところ、実はPR会社だったと判明したタイミングです。広告枠を購入して発信するビジネスモデルではなく、世にモノやサービスを広める本質的なところに魅力を感じました。それからはPR会社を中心に企業を探しました。PR会社で新卒採用をしている会社は少なく、ほぼすべての企業を受けましたね。当社のことはマスナビで知り、知った翌日に説明会がありギリギリのところで申し込みました。

大手のPR会社は「飲料」「日用品」などジャンルごとにチームが決まっていますが、当社ではさまざまな業界に関わることができます。ひとつに絞らずいろいろなことがしたいタイプの私にぴったりだと感じましたね。チーム編成もクライアントによってバラバラで、いろいろな人の意見がフラットに取り入れられるところも魅力的でした。

現在の仕事内容を教えてください。

2022年4月に入社後、4カ月ほど、メディアでの経験を積みました。その後はPRの部署に配属となり、グルメ系、ライフスタイル系のクライアントを担当しています。

メディアとPRの両方を経験して、メディアから見たPRとPRから見たメディアの違いを感じました。たとえばメディアの立場としては発表会で新商品の味を聞きたくても、企業側は商品の効果を訴求していて、メディアに掲載したい内容と異なると感じることがありました。しかしPRの方に行ってみると、クライアントからすると商品が生まれた背景やこだわりを伝えたいという気持ちでPR会社に依頼していることがわかりました。しかしそれは受け手の欲しい情報ではないので、訴求の方法を考えて提案をする必要があります。

印象に残っている仕事はありますか?

新商品をあまり出さないクライアントのPR案件です。商品のリニューアルは多かったのですが、新商品ほどのインパクトがないためメディアへのアプローチが難しく、どう露出を広げるかが課題になっていました。

クライアントの商品を私自身が学生時代に結構使っていたこともあり、実際に使用していたシチュエーションを思い出して提案したところ、その案が採用されました。自分が考えたことが具体化した初めての事例で、印象に残っています。

入社して良かったポイントを教えてください。

入社して2週間ほどしか経っていないときに、担当していたメディアのInstagramの更新が止まっていて「もったいないですよね」と言っていたら「どのような方針で運営するか、企画書をつくってくれたら任せるよ」と運営を任せてもらえたことがありました。新人にいきなり任せてもらえるんだ! と驚きましたね。

選考の時から言われてはいましたが、このように想像以上に自分の裁量で仕事をさせてもらえていることは良かったポイントです。「まずはやってみる」が私のOJTの方針でもありますが、会社全体としてもそのような姿勢ですね。手取り足取り教えてくれるスタイルではなく、業務をしながら覚えています。自らやってみたことに関して批判されることはなく、むしろ歓迎される文化があるのでありがたいと感じます。

学生へのメッセージをお願いします。

当社には、自分で仕事を進めていきたい人やもともとリーダーだった人が向いていると思います。なぜなら、主体的に行動することが社内で評価されますし、動ける人を求めているからです。仕事はチームで行うのでチームワークは守りながらも、より良いやり方を外部に発信できたり、怖がらずに先輩に言える人と一緒に働きたいです。そのような方にとっては、とても楽しい環境だと思います。

創業/設立/沿革
■2014年
・総合PR会社としてスタート。業界で唯一の全員メディア経験者であることを強みとし、「ニュースで世の中を動かす」というステートメントのもと、サービス提供を開始。

■2018年
・100%子会社となる株式会社ON AIR(オンエア)を設立。クリエイティブとコミュニケーションのプロフェッショナル集団として、メディア事業とクリエイティブ事業を開始。

■2019年
・DXプロジェクトを開始。

■2020年
・第三者割当増資を実施、資本金6,904万9,384円(資本準備金含む)とする。
・2社目の100%子会社として株式会社BEING(現SmartPR)を設立。
・事業拡大により、港区虎ノ門へ移転。「出社したくなるオフィス」をコンセプトに、快適で生産性の高い働き方を目指す。初めて新卒の新入社員が入社。これまで業界出身者を中心にプロフェッショナル人材の採用を行ってきたが、今後のさらなる事業成長のため新卒採用を開始する。

■2021年
・動画制作やライブ配信事業を手がける株式会社フィールドキャスターを子会社化。それに伴い資本金を7344万円とする。
・DXプロジェクトからクラウド広報ソフト『Prasy(プレイジー)」をローンチ。
・品質マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO9001認証」を取得。
代表者
代表取締役 富樫嗣
本社・事業所
〒105-6029 東京都港区虎ノ門4-3-1城山トラストタワー29階
関連企業
SmartPR株式会社
株式会社オンエア
株式会社フィールドキャスター
従業員数
46人(2023年10月時点)
平均年齢
35.5歳(2023年10月時点)
資本金
7344万円
株式公開有無

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