株式会社On’yomi

PR業界に興味を持った理由は？

PR業界に興味を持ったのは、大学4年生の夏ごろとかなり遅かったんです。というのも、実は就職活動中に大幅に軸を変えているんです。

はじめは、「花の良さを世の中に広げる活動がしたい」という軸一本で、生花店の運営会社を中心にラッピング資材の企業など本当に花に関連した企業のみに絞って就職活動をしていました。お花を嫌いな人ってあまりいないと思うのですが、実は花の生産量、販売量って年々減少してるんです。普段の生活の中で定期的にお花を買う人って周りにいなくないですか？ 私は、日本中でもっと花を買う人が増えたらいいな、そのためにお花の魅力を届ける仕事がしたい、そう思って就活をしていました。幸運なことに、希望していた複数の企業から内々定をいただきました。

しかし、ふと将来のことを考えた時に、花の専門職では、既に花に興味があって買いに来てくれる方としかコミュニケーションが取れないことに違和感を覚えました。本当に自分がしたい「花をもっと日常の身近な存在にする」という仕事ができるのは、実はここではないのでは？と考えるようになり、悩んだ末辞退しました。

そこから改めて考えを巡らせるうちに、花の魅力を届けるには、花に限らず「特定の分野に関心がない人にも、興味を持ってもらえるような発想力、企画力を身に付けることができる企業で働くこと」が重要だと考え、改めて業界研究をやり直したところ、世の中の空気をつくっていくPR業界を知り、志望業界を切り替えることにしました。

オンヨミを選んだ理由は？

大きく2点あります。
まずはオンヨミのメソッドである「価値観クリエイティブ」に惹かれたことです。はじめは、かっこいい！くらいの理解でしたが、会社説明を受けたり、代表の大宮から詳細を伺ったりした中で、既存の機能性といった“価値”に、世の中の時流やトレンドといった視点で新しい“価値観”をつくり、浸透させていくという「価値観クリエイティブ」の考え方が、私の「花の良さを世の中に広めたい」という目的にマッチしていました。

他のPR会社だと、どうしても単にメディア向けの発表会、イベントが仕事の中心になっていたり、クライアントが特定の業界に絞っていたりするケースが多いなと感じました。そういった点でも、「価値観クリエイティブ」を軸に施策の手法を限定せずに考えられるスタンスも魅力的でした。

次に働く人の魅力に関してですが、印象的なエピソードがあります。

1次面接で私がその時書いている卒論の話になったときに「卒論にこんな要素を入れたらいいんじゃない？」とフィードバックをもらったのですが、そこからオンヨミ社員2人の間で議論が始まりました（笑）。2人の議論が白熱しているのを聞いていて、もう会わないかもしれない就活生のためにこんなにも考えてくれる人たちと働いてみたいなと漠然と思いました。

就活をしていると、機械的に品定めされる感覚になることが多くありましたが、オンヨミの面接で就活生に対して真摯に向き合ってくれる企業もいるんだなあと感動したのを覚えています。

仕事で楽しいと感じることは？

楽しい部分は、自分が普段まったく触れない情報に触れられるということです。

オンヨミでは、幅広いジャンルのクライアントと取引をしています。大手企業の消費財からスタートアップの新規事業、BtoB企業のSaaSなど学生の時にはまったく知らなかったジャンルの商材を扱うのは難しいですがそれぞれの業界の周辺情報も徹底的に知る必要があるので、常にインプットする状況が楽しいです！

知識のインプットの点でいえば、社内全体がインプットに積極的なので毎日新鮮ですね。社内で企業のプロモーション情報をアイデア事例として共有するチャットがあり、1日に2,3件投稿されるほど活発に動きます。

また、オンヨミではメディアパブリシティ獲得に限らずにSNS、インフルエンサーを活用した施策まで幅広い提案を行います。メディアを通じた情報の広がり方を考えるだけではなく、さまざまな方法の情報が波及する仕組みについて考えることができます。

学生のみなさんへメッセージをお願いします。

就職活動をしていると、はじめに決めた就職軸にとらわれたり、周りの進捗に焦ったり自分の本当にやりたいことを見失ってしまうことも多いと思います。私みたいに夏からいきなり方向転換している人もいます。どんなときでも、自分の疑問を感じたら深堀りしてみてください。

悔いのない就職活動ができることを願っています！ たくさん考えた中でオンヨミを選んでくださればうれしいです。一緒に働けるのを楽しみにしています！