自分は何者か、を考えまくろう

自分は何が好きで、どんな人生を歩んできて、これから何がしたくて、将来どんな風になりたくて…を考えてください。これをしないと就活は始まりません。どんな広告が、デザインが、映像作品が好きなのか。そして、どんな音楽が、テレビ番組が、スポーツが好きなのか。そんな自分は、どんなクリエイターが好きなのか。どんなクリエイターになりたいのか。そして自分はどんな家族編成で、家の近所はこういうところで、自分はこういう遊びをしてきて、こういうスポーツをやってきて、こういう授業が嫌いで、大学ではこういうサークルに入っていて…これらを考えると、少し自分がどういう表現をしたいのか、するべきなのかが見えてくる。ここから就活が始まります。

会社をちゃんと知ろう

社会人をやっていて、久々に学生時代の友人と会うと、「こんな会社だとは思わなかった」などといったことを耳にすることがあります。当然、社会人なんて、楽しいことばかりなわけないですし、ほとんどが辛くて大変なことなのですが、それは抜いたとしてもそもそも学生は会社の情報を もっと調べた方がいいと思います。自分が受ける会社がどういったものを作ってきているのか、休日はあるのか、お金はどれくらいもらえるのか、など、OB訪問したり、専門誌で調べたり、WEBサイトを見てみるなどして、なるべく自分が知りたい情報を事前に手に入れた方がいいでしょう。

お金、労力をかけよう

お金をかけるというのは極論ではありますが、大判出力されたポスターとA4の出力では、同じ作品でも全く見え方が異なります。せっかくつくったものですから、その作品が最も良く見える状態を考えて、そこにかかる費用は惜しむべきではありません。 実物審査が無くても、ポートフォリオの作り込みにこだわったり、作品そのものの見せ方を一工夫加えるなどすると、おのずと費用がかかってくるものなので、バイトしたお金や奨学金、時には親から借りるなどして予算を工面しましょう。そして、お金だけでなく、作品にも当然労力をかけるべきです。それは作品数なのか、ひとつひとつの作品にかかる圧倒的労力なのか。労力がかかった作品は、絶対裏切りません。アイデアで押すタイプの場合も、アイデアに労力をかける。考え抜く。それはプロの目から見てもちゃんと評価されます。お金も労力も、惜しまずかけていきましょう。

差別化しよう

とにかく個性、自分ならではのウリをみつけることが必要です。自分の武器を明確にしないと、ほぼ確実に就活はうまくいきません。ひとつ言えるのは、自分以外に何百何千の就活生が同じ会社を受けるわけですから、その人たちに埋没したら終わりだということです。面接官、試験官に“その他大勢”と判断されたらそこでゲームオーバーです。特に大学時代の作品をどう魅せるかということが非常に大事で、主役となる作品を用意した方がいいと思います。「○○つくった奴」というように話題が一人歩きできるような名刺を手に入れると、自分のことを覚えてもらいやすいので、その時点でリードが奪えると言えます。自分の武器がいまいちわからないようであれば、一緒に学んでいるような学校の友達や、学校の先生など、身の回りの人に聞いてみるのもオススメです。

作品は他人に見せよう

冷静な判断が出来る第三者に、自分の作品を見せましょう。そして、素直に意見を聞き入れてください。「あの人はこの作品の面白いところをまったく理解してくれない…」「俺が面白いと思ってるんだからそれでいいんだ」みたいなことを思ってしまうこともあるかもしれませんが、十中八九自分の方がいろんな意味で気付いてません。就活中は冷静に自分の作品の善し悪しを判断することが非常に困難となります。すごく勇気のいることですが、怖がらずに自分の作品を他人に晒し、恥を思い切りかいてください。就活は格好悪く、泥臭くやった方が賢いと思います。

以上5 点のポイントは特に大事なことかと思います。広告クリエイターになるための就活において、上記のような情報をはじめとした「学生のときにこんな本があったら便利だったな」と自ら思える本を制作しましたので( 下記参照)、こちらもご覧いただけますと幸いです。

クリ活 広告クリエイターの就活本

編著:井本善之 / 2013年7月10日発売 / B5版・並製 / 定価:2,160円(税込) / ISBN : 978-4-88335-288-3
【価格:2,160円(税込)のところ、マスナビ生限定特別価格:1,700円(税込・送料無料)※アマゾンでの購入の場合は割引対象外です】
《宣伝会議》http://www.sendenkaigi.com/books/jituyo/1504
《アマゾンドットコム》http://www.amazon.co.jp/dp/4883352889/

本書籍はアートディレクター、グラフィックデザイナー、クリエイティブディレクター、
C M(映像)ディレクター、W E B デザイナーを目指す就職活動生を対象とした就活本です。

【内容】
■第1章 広告クリエイティブ業界の概要
広告ができあがるまでのおおまかな流れやスタッフ構成をマンガでわかりやすく解説。
■第2章 10人のトップクリエイターのクリ活
日本を代表するクリエイターが学生時代の就活を赤裸々告白。
今、就活をするならこう攻める、といったことまで、一挙公開。
<登場人物>佐藤可士和/箭内道彦/佐野研二郎/植原亮輔/
長嶋りかこ/えぐちりか/中島信也/関根光才/高草木博純/清水幹太
■第3章 地域で活躍するクリエイターのクリ活
クリエイターは東京でしか活躍できないわけではない。
大阪、福岡、名古屋、札幌で活躍しているクリエイターに、スポットを当てる。
■第4章 若手クリエイターの学生時代 作品事例集
電通、博報堂、マッキャンエリクソン、日本デザインセンター、ロボット、AOI Pro.、
カヤックで働く若手クリエイター達の、学生時代の作品を各社の協力により初公開。
スペシャルゲストとして長嶋りかこさんの学生時代の作品も掲載。
■第5章 採用担当者の声
人気6社の採用担当者から就活生へ応援メッセージ。
<掲載企業>電通/博報堂/日本デザインセンター/たき工房/AOI Pro./カヤック
■第6章 クリエイター、アート職を採用する111社を一挙公開
どこの会社がどんな広告をつくっているかを紹介。全111社を紹介。

「クリ活」表紙

<本件に関するお問い合わせ先>
監修:株式会社マスメディアン
担当 廻(めぐり)
〒107-0062 東京都港区南青山3-11-13
tel : 03-5414-3010
mail : info@massmedian.co.jp
<販売に関するお問い合わせ先>
株式会社宣伝会議 書籍出版部
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